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カトリーヌ・ヘンドリックス(大城)
1964(昭和39)年、ベルギー王国のフランダース地方(オランダ語圏)生まれ。
血液O型の乙女座として育つ。
高校卒業後、フランスで日本人学生のグループと接し、日本に興味を持つ。
パリで日本人の友人たちに「華都ちゃん」と名付けられる。
東京で芭蕉布のことを知り、2000年に辰年の女として沖縄に移住する。
沖縄でウチナーンチュの男性と出会い、琉装で結婚。
家族の事情で2008年~2018年、夫とともにベルギー移住生活。
現在、その沖縄生まれの夫と4羽の鶏、ベルギー生まれの柴犬MoMoちゃんと、再び沖縄県南城市で暮らしている。親戚や友人、近所の人たちと野菜や卵などを物々交換したり、手織りをしたりして、自給自足をするのが理想である。今、その魅力的な生き方に近づいていると感じている。
学歴
・ 2006年3月 ベルギー・ルーヴェン大学文学部東洋・スラヴ学科にてPh.D.号を取得
博士論文:Bashofu: Banana-fibre Cloth and its Transformations of Usage and Meaning across Boundaries of Place and Time in the Ryukyu Archipelago(英語)
・ 2001年‐2006年 琉球大学法文学部 民族・民俗学専攻 外国人客員研究員
・ 2000年‐2001年 琉球大学教育学部 島嶼文化教育コース(専攻:染織)研究生(奨学金:Europalia 1989 Japan Foundation)
・ 1995年 フランス国立東洋言語文化大学(INALCO)日本学科にて修士号を取得
修士論文:Higashiyama Kaii ou la peinture de paysage〔東山魁夷と風景画〕(仏語)
・ 1991年-1992年 早稲田大学文学部にて1年間留学(専攻:日本美術史)研究生(奨学金:ベルリン日独センター・国際交流基金)
・ 1983年 フランス ・テゥーㇽ大学文学部にて1年間ランス語語学留学
染織歴
2008-2013 ベルギー・アントウェルペン王立芸術学院にて西洋の手織り基礎的な技法(素材:亜麻糸、レーヨン糸)(夜間学校の生徒)
2007 沖縄県立工芸指導所〔現在の「工芸振興センター」〕にて経絣の基礎的な技法(素材:綿糸〔経糸〕、芭蕉糸〔緯糸〕)(研修生)
2001-2002 Atelier ITOにて首里織りの基礎的な技法(花織とロートン織のみ、素材:絹糸)(自由な研修)
2000 琉球大学教育学部にて手織りの基礎的な技法(平織、素材:ラミー糸、綿糸)(研究生)
職歴
・2008年‐2018年 個人経営 翻訳事務所 Katokobo Translations(法定翻訳・一般翻訳)
・2009年-2010年 在ベルギー日本大使館 儀典部(翻訳事務所 Katokobo Translationsを副業として継続)
・1996年‐2000年 在日ベルギー王国大使館 フランデル地域政府代表部 文化交流
出版
・ 2007年 The Origins of Banana-fibre Cloth in the Ryukyus, Japan. (ISBN: 9789058676146)
・ 2004年 「琉球列島における芭蕉布と糸芭蕉について」『沖縄文化』Vol.39:1
・ 2003年 「芭蕉布の研究について」『沖縄染織研究会通信』Vol.29
・ 2002年 「糸芭蕉と芭蕉布について」『月刊 染織α』No.259,10月号 (70-72)
・ 2002年 「八重山諸島に見られる芭蕉織り」『沖縄・八重山文化研究会会報』Vol.127
・ 2002年 「芭蕉布 島紀行」(5回シリーズ)『沖縄タイムス』文化欄
趣味
手織り・ 動物の世話 ・ パン作り(自家製酵母作りから)