芭蕉布作りへの挑戦

 過去、2006年から2008年にかけて、自分の育てた糸芭蕉の繊維を使って織ったことがあります。その時、採れた糸芭蕉の繊維を緯糸のみとして使いました。1つは花織(首里織の一種)の帯(経糸はラミー糸)で、もう一つは花織のコスター(経糸は草木染めをした木綿糸)、3つ目はロートン織り(首里織りの一種)の織物(経糸は同じく草木染めをした木綿糸)でした。

 今回は、比較的に短い織物でも結構ですが、経糸と緯糸がともに芭蕉糸を使って芭蕉布を織ってみたいです。芭蕉布織りの場合は、最も手間がかかるのが芭蕉糸の準備です。私は初心者であり、日中の仕事は全く異なるため、数年はかかると思いますが、一度経験してみたいです。

 「ウー引き」や糸づくりの作業を体験できるワークショップが増えているので、そのような作業を体験した方はかなりいると思います。その時、生徒がやりやすいように、講師がすべてを準備してくれます。しかし、そのような準備を自分でやってみると、そう簡単ではありません。例えば、「ウー引き」に必要な灰汁作りや竹バサミ作りなど、細かい準備があります。

 本当はプロの方がこのような記録を作った方がいいと思います。芭蕉布の作成工程の一部を動画などで見せてくれるプロがいますが、それは宣伝の一部として販売が目的です。このページの目的は、AからZまで芭蕉布を作ってみると、どんな問題があるかを記録することです。

① 糸芭蕉の栽培

2003年・2004年と2021年沖縄本島南部南城市にて

写真アルバム

(種子から育てる糸芭蕉

② 糸芭蕉畑の手入れ

2021年5月~9月・沖縄本島南部の南城市にて

③ 糸芭蕉の倒し

2021年11月・沖縄本島南部の南城市にて

④ 糸芭蕉の「ウーはぎ」(苧剥ぎ)

2021年11月9日・沖縄本島北部の大宜味村にて



ウーはぎ〔1〕(28秒)

ウーはぎ〔2〕(1分16秒)

ウーはぎ〔3〕(1分29秒)

皮を束ねる(1分50秒)

⑤ 糸芭蕉の「ウーだき」(苧炊き)

2021年11月9日・沖縄本島北部の大宜味村に

ウー炊き(40秒)

ウー炊き(1分32秒)

 糸芭蕉の「ウーびき」(苧引き)

2021年11月9日・沖縄本島北部の大宜味村にて


ウー引きを習う(1分30秒)

芭蕉布作家の練習(25秒)

ウー引きの練習(1分18秒)

⑦ イエービ(竹ばさみ)作り

2021年11月9日・沖縄本島北部の大宜味村にて

竹バサミ作り239秒)

竹バサミ作りの続き(20秒)

⑧ 糸芭蕉の繊維の「チング巻」

2021年11月9日・沖縄本島北部の大宜味村にて

チング巻を習う(1分23秒)

チング巻の練習(1分5秒)

 芭蕉糸の「ウーうみ」(苧績み)

2021年11月30日・沖縄本島南部の南城市にて



ウー績みを習う(1分19秒)

ウー績みを習う(36秒)

芭蕉糸の管巻(1分3秒)

芭蕉糸の管巻(1分29秒)

作業内容や日程などの文字による記録はこちら